あらすじ
元トラックドライバーの女性ライターが、とかく悪く低く見られがちなトラックドライバーという職業についてモノ申す。
トラックがノロノロ運転、車間詰め、アイドリングしてしまう理由とは? さらに職業病や眠気対策といったトラックドライバー業界あるあるを分かりやすく紹介。
また、我々の何気ない「送料無料」や「時間帯指定」が、トラックドライバーの劣悪な労働環境を生み出す社会問題になっているとの指摘は、身につまされる。荷物を積んで、運んで、降ろす彼らが、日本の物流、便利な社会を支えている。
次に読む本
「運転」 (下野康史)
皆さんは、次の乗り物を運転したことはありますか?
- バス、電車、ジャンボジェット
- 潜水艦、熱気球、リニアモーターカー
- 馬、スキージャンプ、胃カメラ(!?)
普段お世話になっている乗り物から、もはや「運転」するものなのか不明な物まで、さまざまな運転について紹介。メカ的な説明はもちろん、運転する職業という観点からのインタビューも興味深く、それぞれの責任感や誇り、楽しみが伝わってくる。

犬
トラック、バス、電車、船、飛行機…社会にはさまざまな運転手が働いていて、ただ運転しているだけでなく、人や物を安全に計画的に運ぶという使命を全うしています。読書を通じて、幅広い職業観が養えるといいですね。

走行距離、ガソリン単価、燃費を入力すると、費用を概算します。
この記事を書いた人

犬
仕事はエンジニア、趣味は旅行・鉄道・自転車、そして読書です。仕事に役立つ知識・スキルを得るための 理工書・ビジネス書から、違う人生観を体得できる小説・自己啓発書まで、幅広く読んでいます。