死刑にいたる病(櫛木理宇)の次に読む本は

あらすじ

退屈な学生生活を送る筧井雅也のもとに届いた一通の手紙。送り主は、連続殺人鬼・榛村大和だった。雅也の実家の近くでパン屋を営んでおり良き理解者だった大和に、「罪は認めるが、最後の一件だけは冤罪だ。それを証明してほしい」と頼まれ事件の再調査を行う雅也。調査を通じて知る負の連鎖とは、、?

しゃ

退屈な学生生活を送る筧井雅也のもとに届いた一通の手紙。送り主は、連続殺人鬼・榛村大和だった。雅也の実家の近くでパン屋を営んでおり良き理解者だった大和に、「罪は認めるが、最後の一件だけは冤罪だ。それを証明してほしい」と頼まれ事件の再調査を行う雅也。調査を通じて知る負の連鎖とは、、?

次に読む本

特殊清掃人(中山七里)

『部屋には住む者の性格と嗜好が現れる。片づけ具合からは精神状態が、ゴミからは生活水準が窺える』誰もいなくなった部屋には、嘘のない生きざまが現れる。
特殊清掃人の仕事を通して死者が抱えていた様々な事情を紐解いていく四つの連作短編ミステリー。

しゃ

殺人や不審死ではなく孤独死を扱っているのは現代社会の抱える課題の一つでもあるので面白い着眼点だと思いました。死者の声を紐解き事件の全貌に迫っていく様子はとても面白かったです。読み終えた後は、考えさせられるような、悲しいような複雑な気持ちになりました。

おススメポイント

しゃ

死刑にいたる病は、映画の方を観たことをきっかけに読んで見ようと思いました。映画とは少し違ったストーリーだったので2度楽しむことができました。
ラストにかけて事件の真相に近づくとともに次々と負の連鎖が雅也と取り巻いていくところがとても面白いです。

特殊清掃人は、特殊清掃人というタイトルにひかれて読んでみようと思いました。また、孤独死を扱っているので、ミステリー要素だけではなくより深い人間ドラマを描いているのではと思ったからです。
4人の年齢、性格、環境など全く違う人たちを通して唯一共通する「孤独死」について様々な視点から考えられるところです。

死刑にいたる病が他殺なのに対し、特殊清掃人は孤独死をした人々を扱っていて人の死について違った角度から見れると思い、この二冊を選びました。




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