「AIに書けない文章を書く」前田安正の次に読む本は

あらすじ

AIが人間と同じようにものを書ける時代。人が書く文の必要性はあるのか?AIと人の書く文章の違いとは?校閲のプロである著者が「書く」ことについてのテクニックや、この時代だからこその「書く」意味を分かりやすく指導してくれます。

新書ってハードルが高く感じることがありませんか?
論理的な文章を読み慣れてる人なら読んでいて疲れないとは思いますが、慣れてないと結局何を言われているのか分からなくなることがあります。こちらの本はそんな私でも最後まで一気に読み切ることができました。
その理由がこの本を読むと理解でき、またそれを体現されています。

思いを言葉で伝えるということは、相手のことをどれだけ考えられるか、という感情的な部分と、校閲を職とする著者の立場からの技術的な部分の両面から述べてある作品です。
この本を読んだあとにAIで作られた文章と人の書いた文章の違いが如実に分かるようになりとても驚きました。AIに取って代わられるのではと怯える未来に安心感を与えてくれる作品でした。

次に読む本

「舟を編む」三浦しをん

出版社で働く主人公が辞書編集部に配属され、新しい辞書作りに翻弄する物語。言葉を大事にし、辞書を一途に愛する奮闘記。

言葉、日本語ってこれほどまでに美しいのかと驚かされる作品でした。
主人公の真面目な男性、その名も馬締さん。馬締さんが恋をし、その女性に宛てた恋文は必見です。
書くことや言葉を愛し、紡ぐことをこれほどまでに追求していく作品に圧巻でした。

おススメポイント

「舟を編む」を読んで言葉の素晴らしさに胸を打たれたものの、自分には絶対書けないなと、どこか遠くから読んでいたこの作品が、「AIに書けない文章を書く」を読み、自分にも少しずつできるかも!と近付いた感覚がありました。
私はもっともっと人に伝えたい、綴りたいんだと確信しました。この2冊を交互に読みこれからもっと学んでいきたいと思えました。




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