あらすじ
23年4月法改正で可能となった自動運転レベル4では「運転手がいない!」。
誰が事故の責任を負うのか。
飛び出してきた子供を避けるため誰かを犠牲にしなければならなくなったらAIにどう判断させるのか。
市民が求める安全性のレベルはどうか?
世界の動向も踏まえ倫理、法、市民意識から社会に受けいれられる方策を探る。
第4章を読むまでは少し難しい内容が大量に出てきます。
これが自動運転実用化の難しさと言わんばかりに。
しかしそこから第4章に移ると実証実験の実態が載っており「未来」が実はもう、すぐ近くまで来ていると感じました。
この本を読むと同時に、実証実験を行っている自治体関連の動画を一緒に観て頂く事をオススメします。
スゴイです、ホント。
次に読む本
図解入門 よくわかる最新都市交通の基本と仕組み(監修:秋山芳弘)(著者:阿佐見 俊介|磯部 栄介 |上野 元嗣|川端 剛弘|左近 嘉正|田中 圭介|山内 康弘|鷲田 鉄也)
都市交通システムには鉄道、地下鉄、バス、タクシー、徒歩などさまざまな種類があります。各交通システムはそれぞれ異なる技術特性や輸送特性を持つため、うまく組み合わせることで各都市が抱える課題を解決する一助になります。本書は、都市交通システムの概要と国内および国外の実際の導入事例を豊富な写真や図表でわかりやすく解説した入門書です。世界的なトレンドや、TOD、MaaSなど新しい技術も実例をあげて具体的に紹介します。
著書の初めの部分にも載っていますが内容的に広く浅いものなので、新聞の様に流し読みすればいいと思います。
鉄道の本なので鉄オタの人はしっかり読み込みそうですが(笑)
それでも身近にある鉄道の、知らなかった部分を知る事が出来たのは有意義だったと思います。
個人的には都営大江戸線がリニアモータ式なのが驚きでした(笑)
おススメポイント
「自動車」と「電車」。
一見内容が少しズレている様に見えますが、実は両書共に「Maas」や「SDGs」についての記載があります。
また、過疎地域での無人運転サービスの実験や誘致はそれこそその地域での鉄道の存続意義とも非常に密接しているので、両書を読んで各人が理解度を高める事が将来にとって大事になるのではと思いました。
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