マンガ あなたの夢を叶える! ネットでスモールM&A大山 敬義 (著), とこのま(マンガ) の次に読む本

あらすじ

中堅広告代理店で働いていた河西神凪(カンナ)は4年前に上司と喧嘩の末、企画会社を起こして独立した。いい商品の魅力を引き出してより多くの人の手に届くような仕事をしたいと思っていたがローカルイベントのチラシ作りなど下請けの仕事ばかりでやりたい仕事が出来ずにいた。
息抜きのために行きつけのカフェに訪れたが店の雰囲気が変わったことに気づく。
そこで店主からカフェの経営権をネット上で譲り受けたことを教えてもらい、自分の会社でも活かそうと考えM&Aの世界に踏み出した。

ホタカ

僕がこの本をおすすめしたいポイントは2つあります。

1つ目はマンガということもあり通勤中などの隙間時間でも手軽に読むことが出来ること、

2つ目は解説が分かりやすく、内容も長々と解説はせずに重要なポイントのみを取り上げられており読んでいて飽きない点です。

少し物足りない点としては具体例が少なかったり、売り手側についてはあまり書かれていないのでそのポイントを補える本を紹介します。

次に読む本

会社は廃業せずに売りなさい 後継者不在の問題は、ネットで解決! 高橋聡(著)

経済産業省の調査によると、2025年までに70歳以上のリタイア適齢期を迎える中小企業の社長は約245万人存在し、その内約127万人の社長は後継者が決まっていないと回答した。
このままいくと日本は、127万社もの中小企業が廃業するかもしれない大廃業時代を迎えてしまう。
本書では企業を存続させる新しい選択肢としてのM&Aのメリット、廃業することのデメリット、M&Aの事例について解説されている。

ホタカ

自分で会社を経営したことはないのですが、会社を畳むにはかなりの手順を踏むことが必要なことを知り、これを読むだけでも廃業件数が少し減るのではないかと思いました。

また、M&Aの事例についても成功例だけでなく失敗例もあり、なぜ失敗したのかも解説されているのでより実践的な内容となっており、1冊目の本に足りないところを補うにはもってこいだと思い紹介させていただきました。

ホタカ

同じM&Aについての本で買い手側と売り手側両方の視点についての本を紹介したいと思った理由としてM&Aのゴールは会社の買収を成功させることではなく、その会社を成長させて自分もまたリタイアする際にその会社を次の人に受け渡すことだと思ったからです。

ですのでこの2冊は会社を「買いたい」と思っている経営者の方、会社員として働いているけれどいつか独立したいと考えている人にオススメしたいです。




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