あらすじ
炭治郎、善逸、伊之助、禰豆子はある村で任務で傷ついた体を癒していた。鬼殺隊によって鬼から救われた家は、藤の花の家紋を下げ、そこが傷ついた隊士を癒す場所でもあった。
名家に嫁ぐことになった花嫁の祝言を祝って欲しいと頼まれた炭治郎は、花嫁の花嫁姿がちょうど禰豆子と同じくらいの年頃で禰豆子と重なって複雑な感情を抱いて居た。
道中小さな女の子が言い争っていた。ホオズキカラという花を取りに行くと下の妹が言い出して聞かない。ホオズキカラは村の言い伝えで新月の晩に咲く花を持つと愛する人と結婚し幸せになれるらしい。
しかし、夜は鬼が出て危険なので姉が止めようとする。炭治郎は二人に先に帰ってと伝えてホオズキカラを探すことに。アオイとカナヲやキメツ学園など他にも多数掲載されております。
炭治郎と善逸、伊之助のわちゃわちゃしたシーンも小説で絵に浮かぶように再現されており、楽しく読む事が出来ました。
しあわせの花は炭治郎が取りに行った目的が炭治郎らしくてとても微笑ましかったです。
アオイとカナヲはアオイが戦えない事を常に申し訳なく思っているのに対して周りはここにいていいんだという温かみがあり、カナヲが炭治郎にの影響で感情表現するようになり、アオイも自分を卑下するのをやめて自分の出来ることに専念するところがとてもいい描写でした。
次に読む本
鬼滅の刃 片羽の蝶 吾峠呼世晴 矢島綾
悲鳴島行冥は幼い頃の胡蝶かなえとしのぶを鬼から救い、姉妹はお礼を言いに来た。そこで姉妹は鬼を倒す方法を教えて欲しいとしかし悲鳴嶋は応えなかった。薪割をしようとするとそこにはしのぶがいて鬼狩りを教えてもらっていないと言う。
そこで巨大な岩を動かすことが出来たら育手を紹介しようとそこへは別々で行ってもらい、最終選別まで残ることが出来たら鬼殺隊の一員になれると提案する。
他に甘露寺蜜璃の隠し事、笑わない君へ、キメツ学園などが掲載しております。
しのぶとカナエが悲鳴嶋のもとで育成を受けたのは知らなかったです。個人的には富岡さんを笑わせる回の話がとても面白くて
富岡さんが笑っているところが見られると楽しみにしていたが連携が出来るようで全然出来てないところが個性派揃いの柱らしいと思いました。
この2冊を選んだ理由は2つあります。
1つは同じ作品であり時系列が若干違うところの話が含まれていること
2つめはしあわせの花は隊士目線のストーリーが多いのに対して、片羽の蝶は柱目線のストーリーが多くそれぞれの過去を知ることが出来ること。
以上2点からこの2冊を選定させていただきました。
コメントを残す