あらすじ
この本はコロナショックで働き方が変わり、対面が出来ずに、オンラインでのコミュニケーションが当たり前になりました。今までは上司に管理されていたところを自分で管理したり、セルフマネジメント能力が問われる時代になりました。新しい行動習慣を身に付ければならず、それは意志の力でなんとかしようとする人が多く、意志の力だけでは人間はなかなか変わることが出来ません。変わるための行動を行動科学マネジメントで学び、行動の仕組化やテクニックを学び、実践することで自分の行動が変えられます。
この本は私にとってすごく好きな分野で面白くて勉強になりました。読みやすくて実践的なものが多く、タイトルとは裏腹に仕事の生産性やリーダーシップも学ぶ事が出来て、とても参考になりました。50の技術と50の言葉で構成されており、イラストも多く、すぐに読んで実践しやすいのが個人的に良かったです。
日常と仕事がごっちゃになっているこのご時世では、仕事とプライベートをいかに切り替えるかどう生産性を上げていくかはこれからも続いていくと思います。ただなんとなく仕事をひたすらやる、仕組化と環境づくりにより生産性を上げ効率良く仕事をする。どちらが圧倒的な成果を出せるかは歴然です。すぐに自分の読みたい情報を読んだり、巻末の用語集を読むだけでもかなり役に立つと思います。
次に読む本
超時間術 メンタリストDaiGo
時間が足りない。やりたいことをやれない。心に余裕が無い。現代人は週に40時間を余らせてるそうです。その原因はマルチタスクやメンタルなど自分でやるべきことを増やしてしまい、その結果生産性が低下、そのせいで週40時間がなかったかのように毎日忙しく日々を過ごさなければならない。時間感覚を取り戻すには行動を変えることで時間を取り戻せる。行動やメンタル改善をすることで時間汚染を防ぐ様々なメソッドが掛かれており、時間について悩んでいる人や自分ぼ仕事の管理方法などを学びたい人にもおすすめの本です。
物理的には時間がないという事もありますが、自分で時間を作るためには何をして何を捨てるのか?忙しいと言って予定を詰め込み過ぎて自分の生産性が落ちていないか?特にするべきことは時間コントロールよりメンタルだということに納得いきました。ある程度の余白がないと焦ってミスしたりそのせいで仕事が増えてしまったり、時間に追われるというのはノルアドレナリンが分泌して一時的には生産性が上がるが、長期間そのやり方で仕事をしていると病んでしまいます。自分の時間感覚を取り戻すには断る事も大事です。何が大事で何がいらないのか判断するためにこの本で学んだメソッドや理論など大変参考になりました。
コロナ後のある意味時間の自由が生まれてきた働き方で、どう行動し自分の時間感覚をマネジメントすればいいのかを学べることに対して、コロナ前の時間が足りない、残業が多い時代にどう行動すれば自分の時間を取り戻せるのか時間というコロナ前も後も変わらない概念に対して、人間は変わらなければならない。どちらも行動を変える事で自分の自由な時間や時間感覚を取り戻せる。本質的な仕事は、自分の仕事の生産性をいかに上げるか。何を捨てるかに変わりはないのではないかとこの2冊を選定させていただきました。
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