博士の愛した数式(小川洋子)の次に読む本

あらすじ

病気で記憶が80分しか持たない元数学者の博士と家政婦と息子の交流を描いたストーリーです。博士は事あるごとに数字や数式を持ち出すし、80分しか記憶が続かないという病気ですが、その嘘のないキャラクターで家政婦や息子の心も温まっていき、3人の間に本当の家族のような絆が感じられます。

次に読む本

うつくしい人(西加奈子)

いつも周りの目ばかりが気になり生きることに疲れているOLのゆり。そんな自分を癒すために訪れたリゾートホテルで冴えないし、ドリンクさえ作れないバーの店員と極度のマザコンで金持ちの外国人と出会います。あまりにも風変りな2人の前では人の目も気にならず、自分自身を取り戻していくストーリーです。

かな
かな

博士の愛した数式もうつくしい人も、交流するのは「他人」同士です。それでもそこに生まれる絆本当の家族以上のものであったりします。人は家族や友人だけに救われるのではなくて、ふとした偶然の繋がりで出会った人にでも救われたり、人生を変えられることがあるんだ。と両方とも人の可能性を感じられる作品です。




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